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かがわをもっと楽しもう! まちぐるKAGAWA

 まちぐる豆知識

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タイトル 内容
1 水主神社 卑弥呼は幼い頃、都から讃岐に降り立ち、聖地を求めて東かがわ市水主に辿りついた。当時、住まいとされていた場所には「水主神社」が鎮座。主祭神の倭迹迹日百襲姫命は、現在の研究で卑弥呼だったとされる人物である。
2 竹居観音岬 四国最北端「竹居観音岬」で見られる有名なだるま朝日の時期が今年も近づいてきた。9/22(秋分の日)前後1週間が見頃だ。毎年春分及び秋分の日前後1週間に楽しむことが出来る。※写真の朝日は未完成である。
3 丸亀城 「丸亀城」は現存天守12城の1城である。三ノ丸井戸には、攻めこまれた時城主を逃がす抜け道になっていたとされる抜け穴伝説がある。明治初期の取り壊しの際、本丸建物の壁土や瓦が堆積し、現在は空井戸である。
4 獅子舞 今年も讃岐でなじみ深い「獅子舞」の季節がきた。各地の神社で開催される秋季大祭で鉦の音が響く。伝えによると400年以上の歴史があり全盛期には約1,200の獅子組があった。造田神社秋季例大祭 22日
5 琴弾八幡宮 大宝3(703)年、船が漂着した。「われは、是れ八幡大菩薩なり」との御託宣。豊前(大分県)の宇佐神宮(八幡社の総本宮)から来たと謂う。日証上人は民と共に船を山頂に運び祀った。その時、船の中から琴の音がした為、「琴弾八幡宮」(観音寺市)の社名が付いた。
6 金刀比羅宮 毎年10月9〜11日に金刀比羅宮例大祭が「金刀比羅宮」で開催。なかでも10日は”お十日(おとうか)”として親しまれている 。10日夜に本殿から神輿が現れ、担ぎ手によって御神事場まで約2qの道のりを辿る。特に11日、本殿に戻る神輿の姿は幻想的だ。
7 山北八幡宮 毎年10月第3土曜日に丸亀市「山北八幡宮」秋季大祭 神幸祭で3基の神輿が渡御する。年交代で3か所の御旅所に巡幸。その御旅所は妙見宮(瓦町)・一寸島神社(福島町)・玉積神社(西平山町)である。別の神社を御旅所とする珍しい祭りだ。※今年は妙見宮が当たる。
8 安戸港 東かがわ市引田港の北西に位置する「安戸港」は、その昔「安堵(あど)の浦」と呼ばれた。幼い(3才半)百襲姫には播磨灘の航海は大変怖かったので、岸に辿り着いた時「安堵した」と口にした事からその地名がついた。
9 神谷神社 県内に2つある国宝(建造物)の1つ、坂出市「神谷神社」の本殿は、鎌倉時代前期の建保7年(1219年)に建てられた。築造年が明確な流造の神社建築としては、現存最古のものだ。清和天皇から従五位上の神格を与えられたと「日本三代実録」に記。※撮影は許可済
10 本山寺 前回に続き、香川県にあるもう一つの国宝(建造物)、三豊市の「本山寺」本堂。大同2年(807年)、弘法大師空海によって建てられたと伝えられ、現在の本堂は正安3年(1301年)、京極佐々木氏の寄進によって再建された後、昭和30年に復元工事が行われた。
11 丸亀製麺 丸亀市には全国チェーンではない元祖「丸亀製麺」が今も実在する。そこは製麺所で玉売りも行っている。その昔、浦島うどんとして店舗も構えており、数年前まで丸亀お城まつりで行われていたうどん早食い大会のうどんを提供していた歴史ももつ。
12 玉藻城
(高松城)
高松市の「玉藻城(高松城)」には、海に向かって開けた水手御門(みずてごもん)が存在する。城の中でも正式な出入り口としての意味合いを持つ。城主は小舟に乗りこの門を出た後、沖で御座船に乗り換えた後、参勤交代に出ていた。※現在は門は閉められている。
13 高松港玉藻
防波堤灯台
高松港には昭和39年から人々に親しまれた赤灯台があった。平成10年に世界初のガラス灯台(ブロック1,600個)に生まれ変わった。「せとしるべ(赤灯台)」の愛称で現在も高松港の玄関口として安全を見守っている。正式名称は「高松港玉藻防波堤灯台」。
14 法泉寺 観音寺市大野原町田野々(五郷地域)にある「法泉寺」は紅葉の名所である。樹齢200年近い楓の木は『三色もみじ』と呼ばれ、晩秋に赤、朱、黄色に彩られる。寒暖差の大きい山間部ならではの光景である。※毎年11月の第3日曜日にはもみじ祭りが開催されている。
15 旧練兵場遺跡 善通寺市仙遊町を中心とした「旧練兵場遺跡」は約45 万平uにも及ぶ大遺跡だ。縄文時代より集落が栄え、奈良時代には幅6mもの道路跡が存在した。現代の国道に当たり、平城京から各役所をつないでいた道だと考えられる。平安期に弘法大師が育った土地でもある。
16 金刀比羅宮 「金刀比羅宮」への初詣で見逃せないのが本宮に向かう途中に鎮座する真須賀神社だ。ご祭神は男の子の神様として知られる、須佐之男尊(スサノオ)である。元気な男の子に育ってほしいと訪れる方も多い。本宮下の手洗い(写真@の左側)を右に歩き正面、写真A階段手前
17 倭迹迹日百襲姫命 水主神社由来に”弥生時代後期、女王卑弥呼の死後”との記載がある。つまり卑弥呼と百襲姫(168-248頃)は別人と考えられていた。後の調査で主祭神「倭迹迹日百襲姫命」は卑弥呼である可能性が高いとされる。
18 満濃池 704年(飛鳥時代後期)完成の「満濃池」は幾度も決壊と修復が繰り返された。821年の修復に携わったのが空海である。1184年の決壊後450年間は荒廃化し、池跡には集落ができ、池内村となった。その後の修復で池内村の人々は池内姓を名乗ったと言われる。
19 田村神社 高松市の讃岐国一宮「田村神社」の主祭神は倭迹迹日百襲姫命であり、同時に龍神(水神)様だ。本殿の床下には深い淵があり、龍神様であるご神体が眠っているとされる。その為、初詣の際は下に向かってお参りしましょう。水不足の際に一番に人々が参った場所でもある。
20 屋島城
(やしまのき)
「屋島城(やしまのき)」は1350年前、中大兄皇子(天智天皇)の指示で築城。当時、屋島は瀬戸内海に浮かぶ島の一つであった。朝鮮半島(新羅・唐)の内陸部への攻撃に備える防御拠点としての役割を担っていた。※写真は発掘調査後、一部復元された石垣である。
21 延命院 四国讃州七福神の寺の1つである「延命院」は三豊市豊中町上高野にある。境内はちょうど今頃から1月下旬にかけて、蝋梅(ろうばい)の香りが漂う。透き通った蝋のような黄色い花びらの色が、春を待つまだ寒さ厳しい冬に彩りを添える。遠方から訪れる参拝者も多い。
22 福成寺 浄土真宗本願寺派「福成寺」(丸亀市綾歌町栗熊西838)では、参道を彩る早咲きの寒桜が間もなく見頃を迎える。小ぶりのぷっくりとしたピンクの花びらに、例年メジロたちが集まる姿も見ものだ。寒桜の枝が張り出す水橋池(綾歌十景)の向こうに大高見峰も臨める。
23 滝宮天満宮 綾歌郡綾川町滝宮に鎮座する「滝宮天満宮」の参道及び境内では、厳しい寒さを吹き飛ばすように梅の蕾が膨らみ始めた。拝殿前の飛梅(囲いの中)は太宰府天満宮から寄与されたものだ。学問の神様と呼ばれ菅原道真公を祀るこの神社では、例年受験祈願の参拝者も多い。
24 土器川源流 香川県唯一の一級河川である「土器川源流」は仲多度郡琴南町勝浦にある。徳島県境に位置し、標高500〜1,000mの山々が連なる讃岐山脈の山林が色濃く残る場所だ。小学生が総合学習時に国土交通省へ問い合わせした事で調査が行われ位置が確定された。
25 閻魔堂 宇多津町の古街にある浄泉寺内の「閻魔堂」(十王堂)は普段は施錠されており、のぞき窓から閻魔大王像と十王像や脱衣婆の姿を拝める。西隣には地蔵菩薩を祀った本地堂もある。8/16の閻魔さん法要の日に、扉が解放される。※写真はうたづひなまつり時に撮影
26 久米通賢
(つうけん)
「久米通賢(くめつうけん:安永9年〜天保12年)」は坂出市の塩田開発に尽力した偉人だ。発明家や測量士としても有名であり、伊能忠敬より先に日本初の実測地図を製作した人物でもある。また、星眼鏡(国指定重要文化財)や鉄砲を作った人物としても知られる。
27 大久保 ェ之丞
(じんのじょう)
「大久保 ェ之丞(じんのじょう:嘉永2年〜明治24年)は、三豊郡財田生まれで、郷土発展に私財を投じて尽力した人物だ。国道32号・県道33号の前進である四国新道の開発、県内初の鉄道(多度津〜琴平間)の開通、香川用水や現代の瀬戸大橋の提唱などをした。
28 岡田久次郎
(きゅうじろう)
「岡田久次郎(きゅうじろう)」は今から400年ほど前の鵜足(綾歌)郡の庄屋だ。水不足により不作が続いた村の飢えを見かね、私財を投じて亀越池(まんのう町長炭)を作った。岡田村の米の取れ高は3.5倍にものぼり、土器川下流の収穫高も大幅に改善された。
29 二宮忠八
(ちゅうはち)
「二宮忠八(ちゅうはち:慶応2(1866)年〜昭和11(1936)年」)は飛行原理を発見した。滑走するカラスを見てその原理を思い付き構想を膨らませた。私財を投じて飛行器の研究を重ね、後の飛行機の発展に尽力した。昭和39年に世界初の発見であると認められた。
30 庄松(しょうま) 妙好人「庄松(しょうま:寛政11(1799)年〜明治4(1872)年」同行は現在の東かがわ市土居に生まれた。庄松さんは文字が読めないながら浄土真宗の世界では高名な人物だ。阿弥陀如来様の御心に寄り添い、純粋にその救いの心を伝える為、生涯各地を回った。
31 塩飽勤番所 「塩飽勤番所」は塩飽水軍の本拠地である塩飽諸島に位置する。織田信長が本願寺を攻めた際も軍船を操船し村上水軍や雑賀衆の水軍などを打ち破った。この戦功で朱印状を与えられ交易を活発に行った。幕末、米国へ咸臨丸が派遣された際塩飽水軍の末裔が多数参加した。
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